ミノサイクリンは性病治療の薬、混合性尿道炎に効果

ミノサイクリンとは、抗生物質で、静菌的な抗菌性を発揮する薬です。適応はニキビなどの皮膚感染症、ライム症候群といった皮膚に関する疾患、性病として知られる淋病やそれを起因として生じる混合性尿道炎などがあります。また、性病だけでなく髄膜炎菌や耐性菌にも効果があるとされているので、幅広い用途で用いられるとされています。また、生体内の半減期が長いことから服薬周期を長くとり、一日当たりの服薬量を少なくすることが出来るものとして知られています。
そのようなミノサイクリンは、性病の中でもクラミジア、淋病のダブル感染を引き起こした結果生じる混合性尿道炎に対して効果を発揮します。淋病に対して効果的な薬なので淋病とクラミジアの混合性尿道炎が出た状態でも効果が期待できるのですが、やはり抗生物質なので様々な副作用があります。
ミノサイクリンがもつ副作用としては、腹痛や下痢といった消化器症状、めまい、傾眠傾向が見られるとされています。また、経口避妊薬の効果を低下させる作用も確認されています。そのほかには、長期間の服用によって皮膚や歯の色素沈着が見られることや、脳や甲状腺などへの浸透性が高い事が報告されています。また、前庭障害に関しては女性に多くなっており、非常に多くの症例が確認されているので、女性への投与はまずないと言われています。また、アレルギー症状や精神症状がまれに出るため、管理が難しい薬でもあります。ですので、ミノサイクリンの服薬は長期間にならないように早期で終了できる治療計画が必要となります。また、通販などで安く購入したものを勝手に使用するのではなく、病院にて診断を受けた後に服薬することを徹底しましょう。